2008/03/30 (Sun) 10:14
昨日も書いたけど、新しく買った古いデジカメを持って鎌倉まで朝早く出かけたわけです。

たまには自分も写さないと、というわけで、私の影を撮っておきました。
肩幅デカイです。

御存知、段葛です。8時過ぎの時点で、これだけ人がまばらです。
早起きは三文の得とはよく言ったものです。

コダックブルーには程遠い青空。どうやったら、紺碧の空が撮れるのやら。
鎌倉駅の時計が8時25分ごろを指してます。これから帰るところです。
本当は、帰り道は電車賃を少しでも抑えるために、ハイキングコースを歩こうと思ってたんだけど、前日降った雨でぬかるんでることが予想できたのと、午前中で閉まってしまう耳鼻科に薬をもらいに行かなきゃいけないのとで、素直に電車で帰りました。
鎌倉といえば、都内のどこかから鎌倉まで電車で行くのに、いったん横浜で降りた方が、通しで切符を買うより安くなるという話を以前聞いたことがあります。ほんとかどうかは知りませんけど、昔は時刻表を見て懸命に調べないと確かめられない情報が、今はクリックひとつで分かってしまう世の中ですよね。怖い反面、なんだか面白みがないです。
技術の進歩という話をもうひとつ。
今回、どの写真をアップしようかと悩んでて、100枚を超える画像をいろいろ見比べてたんだけど、まるでほかのだれかが撮ったような写真ばかりで、うまく選べてません。「そんなに上手く撮れるの?」という話じゃなくて、構図から何から、私っぽくないんですよ。工学技術が上がると、それに振り回されるものなのかもしれないという話です。要は、写真というものが、もはや人が撮るものではなく、電気仕掛けの機械が、もっと言うと、コンピュータが撮るものになってしまったということを感じました。
それというのも、私の腕が21世紀に追いついていないということです。これを乗り越えられたら、また違った感想を口にするかもしれません。
たまには自分も写さないと、というわけで、私の影を撮っておきました。
肩幅デカイです。
御存知、段葛です。8時過ぎの時点で、これだけ人がまばらです。
早起きは三文の得とはよく言ったものです。
コダックブルーには程遠い青空。どうやったら、紺碧の空が撮れるのやら。
鎌倉駅の時計が8時25分ごろを指してます。これから帰るところです。
本当は、帰り道は電車賃を少しでも抑えるために、ハイキングコースを歩こうと思ってたんだけど、前日降った雨でぬかるんでることが予想できたのと、午前中で閉まってしまう耳鼻科に薬をもらいに行かなきゃいけないのとで、素直に電車で帰りました。
鎌倉といえば、都内のどこかから鎌倉まで電車で行くのに、いったん横浜で降りた方が、通しで切符を買うより安くなるという話を以前聞いたことがあります。ほんとかどうかは知りませんけど、昔は時刻表を見て懸命に調べないと確かめられない情報が、今はクリックひとつで分かってしまう世の中ですよね。怖い反面、なんだか面白みがないです。
技術の進歩という話をもうひとつ。
今回、どの写真をアップしようかと悩んでて、100枚を超える画像をいろいろ見比べてたんだけど、まるでほかのだれかが撮ったような写真ばかりで、うまく選べてません。「そんなに上手く撮れるの?」という話じゃなくて、構図から何から、私っぽくないんですよ。工学技術が上がると、それに振り回されるものなのかもしれないという話です。要は、写真というものが、もはや人が撮るものではなく、電気仕掛けの機械が、もっと言うと、コンピュータが撮るものになってしまったということを感じました。
それというのも、私の腕が21世紀に追いついていないということです。これを乗り越えられたら、また違った感想を口にするかもしれません。
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2008/03/29 (Sat) 12:30
今朝の若宮大路の桜です。6時半ごろです。
桜はまだ満開ではないけれど、明日は曇りの予報だから、今年の桜は今日がベストでしょう。今夜の上野や新宿はお花見でたいへんでしょうね。
そんな日なのに、大観光地なのに、桜の名所なのに、人はまばらでした。
初詣は浅草寺に6時半に着いたら普通に参拝できたし、これからお参りは6時半に行くことにします。
とうとう、デジタル一眼レフを買ってしまいました。
標準ズーム付きの中古で2万円ちょっとの出費です。
廉価版で、しかも古いやつだから画素数とか全然自慢できないし、図体もやたら大きくて、なんだかガサツなイメージだけど、KodakのCCDとダストリダクションシステムを評価して手に入れることにした、我が家で通算6台目のOLYMPUS。
マイナーな人生の私としては、2大メーカーのカメラなんて買う気になれません。
取説も読まないで、全部カメラ任せで撮った記念すべき1カット目。
どこにピント合わせてるのでしょうか。構図もあったものではありません。
でたらめもいいところです。
今日は、若宮大路二の鳥居から本宮までを2時間かけて往復して、気がつくと140カット撮ってました。
デジカメはお手軽でいいです。ズームもオートフォーカスも。
食わず嫌いはいけませんね。
このペースでいけば、1万カットまで3ヶ月ほど。ウソです。
ちゃんと使いこなして、Kodak Blueをものにするんだ。
2008/03/26 (Wed) 00:08
2008/03/18 (Tue) 21:31
日曜日、1月頃にフィルムを入れてから1枚も撮らないまま置きっぱなしになってる可哀想なOlympus PEN-S3.5を持って出かけました。
例の「感度分の16」を試してみるにはいい天気。
Tri-Xだから絞りを11半にしてシャッター速度を500にして・・・
っとPENの最高速は250でした。絞りは16半にしましょう。これでよしっ。
お昼の休憩が40分しかなかったから、数カットしか撮れません。
36枚撮りのフィルムだけど、PENはいい子だから72枚撮れます。
いったい、いつになったら全部撮り終わるのでしょう。
もう、どんどん撮るしかありません。
頭で考えるより体を動かしましょう。
同じレンズを使って1万枚撮れば上達するって言った人がいます。
1万時間練習すればピアノが弾けるようになると言った人もいました。
毎日2時間として、1年で730時間だから、15年くらいでしょうか。
無理です。できません。
それに比べれば、レリーズボタンを1万回押すくらいならできそうです。
例の「感度分の16」を試してみるにはいい天気。
Tri-Xだから絞りを11半にしてシャッター速度を500にして・・・
っとPENの最高速は250でした。絞りは16半にしましょう。これでよしっ。
お昼の休憩が40分しかなかったから、数カットしか撮れません。
36枚撮りのフィルムだけど、PENはいい子だから72枚撮れます。
いったい、いつになったら全部撮り終わるのでしょう。
もう、どんどん撮るしかありません。
頭で考えるより体を動かしましょう。
同じレンズを使って1万枚撮れば上達するって言った人がいます。
1万時間練習すればピアノが弾けるようになると言った人もいました。
毎日2時間として、1年で730時間だから、15年くらいでしょうか。
無理です。できません。
それに比べれば、レリーズボタンを1万回押すくらいならできそうです。
2008/03/18 (Tue) 00:28
昨日は、一日中音楽に浸っていたから、とても満足しました。
まだ気持ちいいです。
やっぱ音楽っすよ。それも上質の。
いい音楽を聴くとゾワゾワってくるんだよね。
昨日はそういう演奏が2団体で聴けました。
それだけで2日間持続する満足感が得られるんです。
すごい力です。音楽って。
若い頃には見向きもしなかった教会音楽とか、最近気持ちよくなってきました。
逆に、グリークラブみたいな、ドミソでハモるしかできないやつはもう受け付けません。
あと、指揮者への求心力が強すぎるやつも、どんなにいい音がしても全然だめ。
なんてマジメな話しても面白くないですね。
ほんとは各団体の演奏についての感想と、審査結果について、もっと大真面目に書こうかと思ってたんだけど、どうせ関係者は読んでくれないだろうからやめときました。
届かないメッセージだけど・・・先生、私はとてもいい演奏だと思いました。
と言っても、ラストの和音が崩れちゃったから1位はつけられません。
私の1位は桑○先生のとこ。
先生のところは2位で、田○先生のところは上手いけど楽しくなかったからその次。
審査員の票があれだけ割れるとどうしようもないですよね。
今回の結果はちょっと残念でしたけど、意欲的で素敵な演奏をまた聴かせてください。
昨日はお疲れ様でした。
素晴らしい音楽をありがとうございました。
まだ気持ちいいです。
やっぱ音楽っすよ。それも上質の。
いい音楽を聴くとゾワゾワってくるんだよね。
昨日はそういう演奏が2団体で聴けました。
それだけで2日間持続する満足感が得られるんです。
すごい力です。音楽って。
若い頃には見向きもしなかった教会音楽とか、最近気持ちよくなってきました。
逆に、グリークラブみたいな、ドミソでハモるしかできないやつはもう受け付けません。
あと、指揮者への求心力が強すぎるやつも、どんなにいい音がしても全然だめ。
なんてマジメな話しても面白くないですね。
ほんとは各団体の演奏についての感想と、審査結果について、もっと大真面目に書こうかと思ってたんだけど、どうせ関係者は読んでくれないだろうからやめときました。
届かないメッセージだけど・・・先生、私はとてもいい演奏だと思いました。
と言っても、ラストの和音が崩れちゃったから1位はつけられません。
私の1位は桑○先生のとこ。
先生のところは2位で、田○先生のところは上手いけど楽しくなかったからその次。
審査員の票があれだけ割れるとどうしようもないですよね。
今回の結果はちょっと残念でしたけど、意欲的で素敵な演奏をまた聴かせてください。
昨日はお疲れ様でした。
素晴らしい音楽をありがとうございました。
2008/03/08 (Sat) 20:39
毎年、この時期は花粉症の症状と風邪の症状の区別がつかなくて、どうしていいのやら悩む。花粉症歴20年にもなるというのに。
今回のは寒気がするから、きっと風邪だ。そう思って、昨日家に帰ってすぐ布団に入って、さっきまで寝てた。寒気は少し治まった。
目が覚めて、PCの電源を入れてMySoundを聴いた。このところ、テレビを見る気もしなくて、本なんかもってのほか、持ってるCDは重い曲ばかりだし、楽しみはMySoundくらい。ユーザ登録はしてないから、もっぱら聴くだけ。人と交流するなんて面倒くさいし、そもそも、私にはそんなことする権利はない。人の才能にちょっと嫉妬してみたりして過ごした。
音楽はいい。家で聴くももちろんだけど、ホールに行っても客席はみな同じ方向を向いて、音も立てずにじっと座っているから。
もちろん、ステージに立つほうが楽しい。でも、それには高度な資格が要る。有資格者であっても、きちんと準備しないと乗ることができない。厳しい世界だ。
音楽はいい。忘れていた感情が蘇ってくることがあるから。
やっぱり生の演奏を聴きたい。それも、大掛かりなやつがいい。少人数の音楽には少人数のよさがあるのは当然だけど、どっちが好きかと問われれば、私は大人数でやる音楽が好き。人数が多ければ、当然、その組織の運営は大変なものになるし、そもそも、それだけの人数を集めることだけでもなかなかできることではない。「大は小を兼ねる」なんてことはないからレパートリーも限られるし、会場も大きなものが必要になってお金もかかる。だから、そういう多くの困難を乗り越えて行われる演奏会は、開かれるだけで賞賛されていい。その場に居合わせることができれば、それだけで幸せになれる。
明日、杉並公会堂で、そんな大掛かりな演奏会が開かれる。
合唱音楽の世界では、我が国で屈指の指導者である藤井先生が手がける合唱団が一堂に会して、三善先生の作品ばかりを奏でる企画だ。
見たい。大規模な合唱団と名指揮者の組み合わせ。それにふさわしいスケールの大きな曲の数々と素晴らしいホール。
去年の年末から、大谷先生、岩本先生と、これまで聴きたかったのに聴くことができなかった指揮者の演奏会に足を運ぶことができた。学生のころは、コンクールの全国大会に行けば、浅井先生や辻先生、栗山先生を間近に見ることができた。東京六大学を聴きに行けば福永先生や北村先生だって。関谷先生も御存命だった。大好きな大合唱団の音楽と名指揮者たちが、ちょっと足を伸ばせば聴くことができる幸せな環境だった。
今だって、大きな合唱団はあるし、優れた指揮者もこの国にはたくさんいらっしゃる。そんな演奏会が明日開かれる。
体調次第ということもあるけれど、当日券が手に入るかも心配だ。
荻窪に着く少し手前には高円寺がある。思い出がいっぱい詰まった街。そこを通過しなければいけないことも少しばかりの障壁だったりする。
今回のは寒気がするから、きっと風邪だ。そう思って、昨日家に帰ってすぐ布団に入って、さっきまで寝てた。寒気は少し治まった。
目が覚めて、PCの電源を入れてMySoundを聴いた。このところ、テレビを見る気もしなくて、本なんかもってのほか、持ってるCDは重い曲ばかりだし、楽しみはMySoundくらい。ユーザ登録はしてないから、もっぱら聴くだけ。人と交流するなんて面倒くさいし、そもそも、私にはそんなことする権利はない。人の才能にちょっと嫉妬してみたりして過ごした。
音楽はいい。家で聴くももちろんだけど、ホールに行っても客席はみな同じ方向を向いて、音も立てずにじっと座っているから。
もちろん、ステージに立つほうが楽しい。でも、それには高度な資格が要る。有資格者であっても、きちんと準備しないと乗ることができない。厳しい世界だ。
音楽はいい。忘れていた感情が蘇ってくることがあるから。
やっぱり生の演奏を聴きたい。それも、大掛かりなやつがいい。少人数の音楽には少人数のよさがあるのは当然だけど、どっちが好きかと問われれば、私は大人数でやる音楽が好き。人数が多ければ、当然、その組織の運営は大変なものになるし、そもそも、それだけの人数を集めることだけでもなかなかできることではない。「大は小を兼ねる」なんてことはないからレパートリーも限られるし、会場も大きなものが必要になってお金もかかる。だから、そういう多くの困難を乗り越えて行われる演奏会は、開かれるだけで賞賛されていい。その場に居合わせることができれば、それだけで幸せになれる。
明日、杉並公会堂で、そんな大掛かりな演奏会が開かれる。
合唱音楽の世界では、我が国で屈指の指導者である藤井先生が手がける合唱団が一堂に会して、三善先生の作品ばかりを奏でる企画だ。
見たい。大規模な合唱団と名指揮者の組み合わせ。それにふさわしいスケールの大きな曲の数々と素晴らしいホール。
去年の年末から、大谷先生、岩本先生と、これまで聴きたかったのに聴くことができなかった指揮者の演奏会に足を運ぶことができた。学生のころは、コンクールの全国大会に行けば、浅井先生や辻先生、栗山先生を間近に見ることができた。東京六大学を聴きに行けば福永先生や北村先生だって。関谷先生も御存命だった。大好きな大合唱団の音楽と名指揮者たちが、ちょっと足を伸ばせば聴くことができる幸せな環境だった。
今だって、大きな合唱団はあるし、優れた指揮者もこの国にはたくさんいらっしゃる。そんな演奏会が明日開かれる。
体調次第ということもあるけれど、当日券が手に入るかも心配だ。
荻窪に着く少し手前には高円寺がある。思い出がいっぱい詰まった街。そこを通過しなければいけないことも少しばかりの障壁だったりする。
2008/01/21 (Mon) 23:10
カメラの話です。
カメラといえば、誰でもその名前くらいは知っているライカ。私も名前を知ってるだけだけど、この前、美術館の中で、黒塗りのライカをさげている若い女性がとっても素敵に見えてしまって、久しく抑えてた物欲がふつふつと沸き立ってきたというわけです。
ライカといえば、高級機種の代名詞です。ただ所有するだけを目的とする、コレクターと呼ばれる人も大勢いると聞きます。フィルムも現像も事実上F社だけという心許ない状況にあっては、使うことを目的として所有するには必要な初期投資が高すぎです。

バルナック型です。かっこいいです。これが黒塗りだったらもっと素敵です。
古くてまともに動く個体が少なくなってしまっていることと、シャッター速度が倍数系列でないことが問題だと思ってたんですが (倍数系列ってのは、1、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024、・・・って、倍々に並んでるやつです。ただ、シャッターダイヤルには、1、2、4、8、16、30、60、125、250、500、1000、・・・って書いてありますね。なぜだか知らないけど)、そのほうが却って好都合なこともあるかもしれないっていう話を聞いて、俄然欲しくなってしまったわけです。
その話というのが、渡部さとるさんが提唱してる感度分の16です。感度100のフィルムを使った場合、ピーカンの空の下では、露光時間を100分の1にして、絞りを16にすれば適正露出になるっていうことだそうで、倍数系列のカメラの場合は、シャッター速度は一番近い128(125)にして、絞りは少し開いて11半にするのだそうです。なんでそうなるのかは置いといて、上等なレンズなら中間絞りにクリックがあったりするから、こういう設定でいいのでしょうけど、なんだか微妙です。国際系列のシャッターなら100が選べるので、絞りは16でいいわけです。ぶらぼー。
と、ここまで書いておいて、100っていう設定が、ほんとに露光時間を100分の1にするものなのかは知りませんとか言うと叱られそうですね。どうか御容赦を。
ちなみに、かつて一斉を風靡したオリンパス・ペンの初期型や、ライカM3の初期型もそうです。いやはや、こういう基準で対象になる選択肢のなんと魅力的なことでしょう。
余談ですが、「シャッター速度が1000分の1秒」っていうのは誤用です。速度は数値が大きいほど速いに決まってるし、単位も「秒」は分母に来ないとおかしいからです。1000分の1秒なのは「露光時間」です。と言っても、スリットが走るタイプのシャッターの場合、実際にフィルムに光が当たってる時間は1000分の1秒ではないだろうという想像ができるあたり、ややこしい話です。
カメラといえば、誰でもその名前くらいは知っているライカ。私も名前を知ってるだけだけど、この前、美術館の中で、黒塗りのライカをさげている若い女性がとっても素敵に見えてしまって、久しく抑えてた物欲がふつふつと沸き立ってきたというわけです。
ライカといえば、高級機種の代名詞です。ただ所有するだけを目的とする、コレクターと呼ばれる人も大勢いると聞きます。フィルムも現像も事実上F社だけという心許ない状況にあっては、使うことを目的として所有するには必要な初期投資が高すぎです。
バルナック型です。かっこいいです。これが黒塗りだったらもっと素敵です。
古くてまともに動く個体が少なくなってしまっていることと、シャッター速度が倍数系列でないことが問題だと思ってたんですが (倍数系列ってのは、1、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024、・・・って、倍々に並んでるやつです。ただ、シャッターダイヤルには、1、2、4、8、16、30、60、125、250、500、1000、・・・って書いてありますね。なぜだか知らないけど)、そのほうが却って好都合なこともあるかもしれないっていう話を聞いて、俄然欲しくなってしまったわけです。
その話というのが、渡部さとるさんが提唱してる感度分の16です。感度100のフィルムを使った場合、ピーカンの空の下では、露光時間を100分の1にして、絞りを16にすれば適正露出になるっていうことだそうで、倍数系列のカメラの場合は、シャッター速度は一番近い128(125)にして、絞りは少し開いて11半にするのだそうです。なんでそうなるのかは置いといて、上等なレンズなら中間絞りにクリックがあったりするから、こういう設定でいいのでしょうけど、なんだか微妙です。国際系列のシャッターなら100が選べるので、絞りは16でいいわけです。ぶらぼー。
と、ここまで書いておいて、100っていう設定が、ほんとに露光時間を100分の1にするものなのかは知りませんとか言うと叱られそうですね。どうか御容赦を。
ちなみに、かつて一斉を風靡したオリンパス・ペンの初期型や、ライカM3の初期型もそうです。いやはや、こういう基準で対象になる選択肢のなんと魅力的なことでしょう。
余談ですが、「シャッター速度が1000分の1秒」っていうのは誤用です。速度は数値が大きいほど速いに決まってるし、単位も「秒」は分母に来ないとおかしいからです。1000分の1秒なのは「露光時間」です。と言っても、スリットが走るタイプのシャッターの場合、実際にフィルムに光が当たってる時間は1000分の1秒ではないだろうという想像ができるあたり、ややこしい話です。
2008/01/20 (Sun) 21:35
現実逃避です。ほんとはもっといろいろ考えなきゃいけないんだけど。
先週行った東急Bunkamuraのアンカー展の最終日と、諏訪敦さんの「複眼リアリスト」アーティストトークにあわせて出かけてきました。ミーハーです。なにか買うとサインしてもらえたみたいだけど、お財布に相談したら「だめ」って言われたから戦利品はありません。
ああいう雰囲気に浸りたいだけなので、作品の感想とかは書かないけど、面白いのは、2つの美術展の客層が全然違ったことですね。ガキどもが群れる町のはずの渋谷のほうが年齢層は上で、というか幅が広くて、千駄ヶ谷のほうは若い人がほとんど。年配の方はそういう仕事をされているっぽい人ばかりでした。ちなみに子供は見た限りゼロ。まぁ、作品の大半が裸体画だから、子供連れでは行きにくいでしょう。
美術館って、おしゃれな人が多くて雰囲気だけで楽しくて好きです。みんな、すげぇ綺麗。って、キョロキョロしてるわけじゃないから気配だけでの話です。
渋谷では立ち姿の美しい人が目にとまりました。余計な力が入ってなくてバランスよく立っていて、ああいうのは見習いたいですね。ちょうど見て回るペースが同じだったみたいで、いつも視界に入ってたのがなんだか嬉しかった。って、これじゃヲヤジです(笑)
千駄ヶ谷には黒塗りのバルナック・ライカをさげた女性が来てました。ライカ持ってる人を見て格好いいと思ったのは初めて。私なんかが持っても格好よくないんだよね。でも欲しい。
ライカといえば、・・・って話はまた今度。
にしても、私は美術館になにしに行ってんだか。ちょっと勉強しよっと。
先週行った東急Bunkamuraのアンカー展の最終日と、諏訪敦さんの「複眼リアリスト」アーティストトークにあわせて出かけてきました。ミーハーです。なにか買うとサインしてもらえたみたいだけど、お財布に相談したら「だめ」って言われたから戦利品はありません。
ああいう雰囲気に浸りたいだけなので、作品の感想とかは書かないけど、面白いのは、2つの美術展の客層が全然違ったことですね。ガキどもが群れる町のはずの渋谷のほうが年齢層は上で、というか幅が広くて、千駄ヶ谷のほうは若い人がほとんど。年配の方はそういう仕事をされているっぽい人ばかりでした。ちなみに子供は見た限りゼロ。まぁ、作品の大半が裸体画だから、子供連れでは行きにくいでしょう。
美術館って、おしゃれな人が多くて雰囲気だけで楽しくて好きです。みんな、すげぇ綺麗。って、キョロキョロしてるわけじゃないから気配だけでの話です。
渋谷では立ち姿の美しい人が目にとまりました。余計な力が入ってなくてバランスよく立っていて、ああいうのは見習いたいですね。ちょうど見て回るペースが同じだったみたいで、いつも視界に入ってたのがなんだか嬉しかった。って、これじゃヲヤジです(笑)
千駄ヶ谷には黒塗りのバルナック・ライカをさげた女性が来てました。ライカ持ってる人を見て格好いいと思ったのは初めて。私なんかが持っても格好よくないんだよね。でも欲しい。
ライカといえば、・・・って話はまた今度。
にしても、私は美術館になにしに行ってんだか。ちょっと勉強しよっと。
2007/12/20 (Thu) 22:21
美術手帖2008年1月号は松井冬子特集。
欲しいけど、高い雑誌だから図書館で借りて我慢しようと思ってたら、雑誌って、最新号は借りられないんですよね。というわけで、予約です。
ところが、予約できる本の数には制限があって、私はその制限まですでに予約していて、どれかを取り消さないと新しく予約することができません。その中には、予約順位が1になっている、つまり、今借りている人が返してくれさえすれば、すぐに借りられる状態になってる本も2冊あるし、それも含めて、すでに予約がたくさん入ってて、もう一度並び直したらいつまでたっても借りられそうもない本ばかりだったから、どうしても取り消すのは嫌だったので、(長い言い訳だっ。)買っちゃいました。
好きです。美人が描くグロい日本画。
意味ありげな作品名も、インタビュー記事の何言ってるんだかわからなさ加減も素敵。←私が白痴なだけです
個展も行きましたとも。はい。
およそ「画廊」とかっていうところに入るのは初めてだったので緊張したけど、知らないお兄さんの後ろに続いて、どきどきしながら入りました。なんにも知らないもんだから、名前とか書かされるのかなぁとか思ってたけどそんなこともなくて、って、どう見ても貧乏そうだから相手にされなかっただけなんだろうけど、なんてことなかったです。ぽけぇ~っと観てたら、絵葉書くれましたし。
触ろうと思えば(しないけど)できてしまうくらい近くで日本画を見たのも初めてでした。
黒い髪の不気味な感じが心地よい「府分図 第七頚椎」と、今回の個展のテーマにもなっている「Narcissus」がよかったです。・・・よくわからないけど。
絹本っていうんですか? 触ったら気持ちいいだろうなぁ。見てるだけでも気持ちいい。無地でいいから欲しい。床の間があったら飾りたい。日本画万歳。
美人だし、作為的だし、批判もされるでしょうけど、私は応援します。
いいじゃないですかルックスで売ったって。
どんなものだって愛好者が増えるほうがいいに決まってます。底辺が広がれば頂点は高くなるのが道理です。そのためには、いろんな手段があっていいと私は思う。
とかなんとかいう話も、私が美術を理解できないからしているのであって、本当はそんなものとは無縁なのかもしれません。というより、そうなのでしょう。
天は二物を与えるのです。
そうでなければ何も与えません。
ちなみに、雑誌を買った次の日に、予約順位が1位になってた本の順番が私に回ってきました。そういうものです。神の意志には従うまでです。
欲しいけど、高い雑誌だから図書館で借りて我慢しようと思ってたら、雑誌って、最新号は借りられないんですよね。というわけで、予約です。
ところが、予約できる本の数には制限があって、私はその制限まですでに予約していて、どれかを取り消さないと新しく予約することができません。その中には、予約順位が1になっている、つまり、今借りている人が返してくれさえすれば、すぐに借りられる状態になってる本も2冊あるし、それも含めて、すでに予約がたくさん入ってて、もう一度並び直したらいつまでたっても借りられそうもない本ばかりだったから、どうしても取り消すのは嫌だったので、(長い言い訳だっ。)買っちゃいました。
好きです。美人が描くグロい日本画。
意味ありげな作品名も、インタビュー記事の何言ってるんだかわからなさ加減も素敵。←私が白痴なだけです
個展も行きましたとも。はい。
およそ「画廊」とかっていうところに入るのは初めてだったので緊張したけど、知らないお兄さんの後ろに続いて、どきどきしながら入りました。なんにも知らないもんだから、名前とか書かされるのかなぁとか思ってたけどそんなこともなくて、って、どう見ても貧乏そうだから相手にされなかっただけなんだろうけど、なんてことなかったです。ぽけぇ~っと観てたら、絵葉書くれましたし。
触ろうと思えば(しないけど)できてしまうくらい近くで日本画を見たのも初めてでした。
黒い髪の不気味な感じが心地よい「府分図 第七頚椎」と、今回の個展のテーマにもなっている「Narcissus」がよかったです。・・・よくわからないけど。
絹本っていうんですか? 触ったら気持ちいいだろうなぁ。見てるだけでも気持ちいい。無地でいいから欲しい。床の間があったら飾りたい。日本画万歳。
美人だし、作為的だし、批判もされるでしょうけど、私は応援します。
いいじゃないですかルックスで売ったって。
どんなものだって愛好者が増えるほうがいいに決まってます。底辺が広がれば頂点は高くなるのが道理です。そのためには、いろんな手段があっていいと私は思う。
とかなんとかいう話も、私が美術を理解できないからしているのであって、本当はそんなものとは無縁なのかもしれません。というより、そうなのでしょう。
天は二物を与えるのです。
そうでなければ何も与えません。
ちなみに、雑誌を買った次の日に、予約順位が1位になってた本の順番が私に回ってきました。そういうものです。神の意志には従うまでです。
2007/12/18 (Tue) 21:56
OSをバージョンアップして認識されなくなってたフィルムスキャナのドライバをインストールし直して、やっと復活させました。この写真は、先日、無料公開の日に出かけた西洋美術館で撮った、マリー=ガブリエル・カペの自画像(部分)です。フィルムはモノクロだけど、セピアっぽく見えるように、ちょっと色つけてます。
この作品は、やっぱりカラーじゃないと魅力が伝えられません。もっと華々しい印象です。
ん? 写真の腕のせいですって?
400TXを2段増感したんだけど、もっとコントラストがきつくなると思ってたのに、そんなこと全然ありません。なにか、ワザがあるんでしょうか。それとも、微妙に賞味期限切れだったのが影響してるのでしょうか。なんだか面白くないです。
それより何より、現像液が垂れて固まったみたいな痕がいくつもありました。方法を知ってる人なら取れるのかもしれないけど、私にはできそうにありません。増感指定したのがいけなかったのでしょうか。それとも、フィルムの現像なんて、もう相手にしてくれないのでしょうか。どっちにしても悲しいです。
美容ネタ書こうかと思ってたけど、中身まで読んでくれた人がいないみたいなので、このままお蔵入りさせます。