2007/01/21 (Sun) 17:24
総武線快速の登り電車で東京駅に向かった。 荒川を渡って少し行くと、右手に東武亀戸線の線路が見えてきた。 そこから亀戸駅までの間にそれはあるはずだった。 今は移転してしまったが、私が私として自分の部屋から初めて外に出たその場所は、建物の形の記憶は鮮明だったはずなのに、確認することができなかった。
乗っていた総武線快速は、東京駅を過ぎて横浜方面に向かっていた。 品川駅で、やはり右手に東海道線の下り熱海行き電車が停車していた。 私が自分の青春と見なしていた期間に、私にしては足繁く通った店~もう今はないが~から帰るとき、東京駅から東海道線の下り小田原行き最終電車に乗るのが常だった。 最終電車はいつもたいへんな混雑で、品川駅から乗車しようとする客たちが全て乗り終わるのを待つために、数分、ときに十数分待つこともしばしばだったが、今日、私が見た下り熱海行きは、座っている人の数を数えることさえできるくらいに閑散としていた。
みんな変わってしまった。 亀戸にあったその店は場所を変えてもあい変らず営業しているし、東海道線がすいていたのも日曜日の午後だったからたまたまではあるけれど。 でも、私が一旦はあの世界から別れを告げることにしたあの日から間もなく9ヶ月ほどの時間の経過は、そう感じさせるほど長いものだ。 川の流れや電車の運行は、巨視的に見ればいつも同じだけれど、微視的に見れば、水の分子は常に川下へ移動しているし、乗客一人々々は日々異なっている。 人の心なんてものは、それらに比べて変化が明確だ。 変わらない方がどうかしている。 私はどうかしているんだ。
私だけ取り残された気がする。 それは自分で決めたことではあるけれど、私が留まっている間に、みんな先へ行ってしまった。 振り返り振り返り、私もともに進むことを期待しつつ前へ進んで行ってくれた人もいたが、そのときは、その気遣いに応えることが全くできなかった。 後悔の元をまた一つ増やしてしまった。
私だって変わりたいんだ。 前を向いて進みたいよ。 でも、それができなくて苦しんでるんだよ。
誰も私の気持ちなんて理解できない。 できるはずもない。 誰も他人の気持ちを理解することなんてできるわけないのだから。 そもそも、他人の気持ちを理解しようとなんて、誰もしないものだ。 だから、自分のことは自分で解決するしかないんだね。 それは分かるよ。 だけど、解決不可能な問題だってあるんだよ。
寂しい。 苦しい。 誰か助けて。
乗っていた総武線快速は、東京駅を過ぎて横浜方面に向かっていた。 品川駅で、やはり右手に東海道線の下り熱海行き電車が停車していた。 私が自分の青春と見なしていた期間に、私にしては足繁く通った店~もう今はないが~から帰るとき、東京駅から東海道線の下り小田原行き最終電車に乗るのが常だった。 最終電車はいつもたいへんな混雑で、品川駅から乗車しようとする客たちが全て乗り終わるのを待つために、数分、ときに十数分待つこともしばしばだったが、今日、私が見た下り熱海行きは、座っている人の数を数えることさえできるくらいに閑散としていた。
みんな変わってしまった。 亀戸にあったその店は場所を変えてもあい変らず営業しているし、東海道線がすいていたのも日曜日の午後だったからたまたまではあるけれど。 でも、私が一旦はあの世界から別れを告げることにしたあの日から間もなく9ヶ月ほどの時間の経過は、そう感じさせるほど長いものだ。 川の流れや電車の運行は、巨視的に見ればいつも同じだけれど、微視的に見れば、水の分子は常に川下へ移動しているし、乗客一人々々は日々異なっている。 人の心なんてものは、それらに比べて変化が明確だ。 変わらない方がどうかしている。 私はどうかしているんだ。
私だけ取り残された気がする。 それは自分で決めたことではあるけれど、私が留まっている間に、みんな先へ行ってしまった。 振り返り振り返り、私もともに進むことを期待しつつ前へ進んで行ってくれた人もいたが、そのときは、その気遣いに応えることが全くできなかった。 後悔の元をまた一つ増やしてしまった。
私だって変わりたいんだ。 前を向いて進みたいよ。 でも、それができなくて苦しんでるんだよ。
誰も私の気持ちなんて理解できない。 できるはずもない。 誰も他人の気持ちを理解することなんてできるわけないのだから。 そもそも、他人の気持ちを理解しようとなんて、誰もしないものだ。 だから、自分のことは自分で解決するしかないんだね。 それは分かるよ。 だけど、解決不可能な問題だってあるんだよ。
寂しい。 苦しい。 誰か助けて。
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