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2007/07/27 (Fri) 23:35
またしばらく休んでしまいました。今週は睡眠時間の短い日が続いてしまって、少しでも眠っておきたかったからです。せっかく見に来てくれてたのにごめんなさいね。今日は書きますから。

今週は、ちょっぴりショックを受けたことがありました。職場で向かい合って座っているK君のことです。

とても頭の回転が速い上に知識も豊富で、今の職場ではエース的存在です。私より5つくらい年下だし、まだヒラだから、私に対しては敬語を使ってくれるけど、仕事の中身は私が教えてもらってる状態です。それでも全然嫌な顔をするわけでもなく、馬鹿にするわけでもなく、ただ「今はまだ知識が足りない人」っていう正当な扱いをしてくれる、真っ当な子です。

仕事ができるだけじゃなくて、ユーモアのセンスもあって、一言で職場の雰囲気を変えてしまうこともできます。あらゆる面で一級品です。うちの職場では。
残念なことに(笑)結婚して子供もいます。っていうか、私には片思いの彼がいるからどうでもいいけど(笑)

これだけだと、とても素敵な同僚というか後輩なので、なにもショックなことはないですね。問題は、全てのことで私がK君に敵わないってことが分かったことです。仕事や社交性だけなら、ほかにもそんな人は沢山いるから、それでも結構悲しい思いをしつつも、「またこういう人が現れた」くらいで済むんですけど、K君の場合、私が自分で大切に思っていたことでも、私より格上だったんです。

写真が好きで、雑誌のコンテストでグランプリ取ったことがあるとか、
大学時代に合唱をやっていて、そこで学生指揮者をやっていたこととか、
その合唱団が私のいたところより伝統も格も上だったこととか・・・。

こうも、なにもかも上を行かれると、自分の存在が無意味なように思えてしまいます。ちょっと前の私ならね。でも、今は、こうして平然と書いていられます。そういう人がいてもいいって。

たしかに、そのことを聞いたときはショックでした。でも、羨ましいと思った気持ちを素直に言葉に出してしまって、自分を卑下しないようにだけ気をつけて、心を落ち着かせることもできました。

過去に縋りつくのはよくないなぁって、ずっと思ってた。その一方で、辛いことがあったときの心の支えが欲しくて、大切にしておきたかった。だけど、もう、それは捨ててしまおう。もちろん、消えてなくなってしまうわけではない。事実は事実として永久に存在し続けるから。

K君との出会いは、私がそれに気付くために必要なこととして仕組まれたみたいに、私がいろいろなことに気付き始めたタイミングで訪れた。仕組まれたというか、試されているというか、どっちにしても、私はいま、少しだけ前に向かって進み始めている。そう、前に向かって。

大袈裟だと思ったでしょ。そうなんでしょうね。でも、私にとっては大きなことなんだ。
今日も見に来てくれてありがとう。いっぱい教えてくれたことが、やっと身についてきてるみたいです。身についてきたんだって、自分では思うようにしたいです。
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