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2007/12/23 (Sun) 23:45
人の幸せを喜びとして感じることなんてできない。そんな私は人でなしだ。
あるいは白痴か。そのほうが正しそうだ。

先月出席した披露宴では、自分にはその可能性のない、ウェディングドレスというものを着た新婦に憎しみの感情が芽生えた。幸せそうな表情に怒りを覚えた。

今日は、宴の進行も給仕も挨拶も、どれもお粗末だったこともあって、なんだかとっても白けた気分だった。それだからか、いったい、結婚って何が嬉しいんだろうなんてことも考えて、答が出せなかったのが少しばかり愉快だった。

みんな「おめでとう」って言ってた。そうか、おめでたいんだ。でもなぜ?
そもそも「おめでたい」ってなんなんだろう。
「おめでとう」っていう言葉は、どういうときに使われる言葉なの? 私は言われたことなんてないよ。
親が子供に言うのかな? 誕生日とか、入園入学卒業のとき? なにかで1番になれたとき? そういうときにそういう言葉が投げかけられた人は、祝福されることを受け入れられるものなのかな? 自分が存在してもいいんだって思えるのかな?

両親に感謝の言葉を送る花嫁が泣いていた。
私にはそれも理解できなかった。
歯の浮くような言葉たちが、彼女には現実だったらしいと思うと、気が遠くなった。
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