己の欠点を正視する

非常に残念なことに、自分の顔が嫌いです。
好き嫌いの範疇を超えているくらいに崩壊しています。

でも、鏡は見ます。頻繁に。
だめな部分が少しでも改善できないかと、動かしてみたり、力を入れてみたり。

そうこうしてるうちに、見て見ぬふりというか、鏡面に映る像を歪めて見る技術が身に着いてしまいました。
これではいけません。
でも、日常生活が送れるだけの精神状態を維持するためには必要な技です。
とても悲しいことです。

痩せてくると、頭蓋骨の異常な形状が嫌でも目立ってきます。
歪曲させて見る技術にも限界があります。

お金と時間が自由になったら、美容整形術を受けたいと本気で思います。

そこで、著名なお医者さんの著作を図書館で借りてきました。

自分の顔のどの部分をどうしたいかを明確に伝えることが必要だと述べられています。
「この間違った顔面をどうにかしてください」でどうにかなるもんだと思ってたから、ちょっとショックでした。
自分のひどい顔が、何が原因でそう見えるのかを説明できなければいけないということです。

無理です。
鏡を真っ直ぐに見るなんてこと、物心ついた時からできなくなっているから。
お金と時間のほかに、実現を阻む要素が見つかりました。

だけど、この苦行には耐えなければいけません。
努力でどうにかできる障壁です。
しかも、手術適性と判断されるとしたら、そのときまでの時限的な苦行です。

その先にある平安を思って、今は頑張るしかありません。