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2008/03/20 (Thu) 00:59
結婚してる人の相手の両親は、義父とか義母とかいうじゃないですか。
「お義父さん」って書いて「おとーさん」って読んだりして。
で、姉の旦那さんは義兄です。これも「おにーさん」って呼びます。
ま、私は苗字で呼びますけど。って、面と向かって呼んだことはありませんが。

じゃ、このお義兄さんのお父さんは、私からはなんて言えばいいんでしょう?
なんか、おとーさんって呼ぶには遠すぎる存在なんですけど。
ちゃんと調べればどこかに答えは転がっていそうですが、ま、滅多に会わないし、声をかけることもないから、そっとしておきます。

で、この義兄のお父さんなんですけど、

昔の人にはよくあるように、ご兄弟がやたらたくさんいます。そのご兄弟の中で、理由は聞いたのに忘れてしまったんだけど、おめでたいことがあったらしくて、今日、日本中(ちょっと大袈裟)から集まってきたんですよ。
で、中華街の有名なお店を予約して集まるから来なさいとか言われて、面倒くさいけど仕方なく行ったです。
あのぉ、私、すごく遠縁だと思うんですけど・・・

要は、私にカメラマンをやらせようということだったみたいです。といっても、そんなちゃんとしたものではなくて、集合写真のときの三脚の代わりみたいなものです。
会場につくと、目が合った人にだけ軽く会釈だけして、挨拶もろくにしないで、会話にも入らず、ただ、渡されたデジカメのレリーズボタンをテキトーに押していきます。こんなに楽しくない撮影は初めてかもしれません。

やがて、ちゃんと集合した写真を撮ろうということになって、当然、私が撮ることになったんだけど、私の立ち位置とおじさんたちの間に小さな陶器の人形が入っているのを気にした一人がその人形をどかせようとして手を伸ばしたとき、液晶画面にはそれが映りこんでいないことを確認できていたので、仕方なく、その日はじめて声を発しました。
「大丈夫ですよ。入りませんから。」
「え?」

田舎の人たちには、まだまだ珍しいのかもしれません。驚いたのは私の方でした。
お義父さん、誰が来るか言ってなかったの? ってか、悪いのはちゃんと挨拶しなかった私ですけど。
私が何者なのかが分かってたのは3人いたおばさまのうちの1人だけだったみたいで、あとの人は全員、誰だかも分からないままだったとか。
おばさまのうちの1人は私の胸元を凝視するし。頼む、そこは見逃してくれ。

勝手に勘違いしていた人が、そのことを恥ずかしがって、笑顔を作ってなんとか取り繕おうとする様子は、なんだか可愛らしくてよかったです。
おじさまがたは口々に「随分大きな孫がいるもんだと思った」とか「芸能人みたいだねぇ」とか、挙句の果てには「女子高生かと思った」とか言うし。

あのぉ、女子高生の子供がいても不思議ではない年齢なんですけど。
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