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2007/04/21 (Sat) 14:42
何気なく、学生のときお世話になった先生のお名前をググッてみました。
卒業してから無沙汰を決め込んでいた非礼を後悔しています。

お名前は伏せますが、ピアニストの方です。
ところが、検索結果には 「指揮者」 として出てきました。
もちろん、ピアニストとしても活躍していらっしゃいます。

音楽大学では、ピアノ科といっても声楽のレッスンもあるそうなので
よくよく考えてみれば不自然なことではありませんし、
一度、ある合唱祭で隣に座らせていただいたとき、
客席も交えての全体合唱で美声を聴かせていただいたこともありましたが、
正直びっくりしました。

もう一つ驚いたのは、先生が指導されている合唱団には、
もう一人指揮者の先生がいらして、お名前が先生の旧姓だったことです。
なぜ驚いたかと言うと・・・

昔の話ですが、大学の卒業記念コンサートを準備しているとき、
ピアノをお願いしていた先生が、体調不良でお休みされたことがありました。
電話してみると、ご主人が出られて、ご実家に帰ってしまわれたとのことです。
ちょうど、ご結婚されて日が浅いころだったので、「おめでた」 かと憶測が流れ、
団を代表して私が電話をすることになりました。

電話に出られたのはお母様でした。
失礼のないように、できるだけ丁寧にと思って話した記憶があります。
結局、インフルエンザの症状が重かったから、ということでがっかりしましたが、
後になって、先生から意外なお話を聞くことになります。
「母が、『さすが、いい声ね』 って言ってたよ。」
後にも先にも、しゃべり声を褒められたのはこのときだけです。
でもね、その褒めてくださった方はクラシックの音楽家なんですよ。
それも合唱を指導されている指揮者です。 へへーんだ。

で、お母様もピアニストだって聞いてたものですから、
合唱の指揮をされる方だとわかってびっくりしたわけです。
声を聴く専門家に褒められたってことですから。

結局、自分たちの卒業記念コンサートは、後輩の連弾(!)で無事終了でしたが、
完全燃焼とはいきませんでした。
その後、卒業してから、後輩の卒業記念コンサートに指揮者として呼ばれて
最後のステージを踏むことになりましたが、この話はまた機会があったら。
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