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2009/03/30 (Mon) 21:00
もうこれ以上悔しい思いをしないために、私にできる唯一のことをしようとしている。それ以外に方法があるというのなら是非教えてほしい。

ただし、条件が一つある。それは、私が私であることを手放さないということだ。

世の中は、回復できる人とできない人に分けられる。回復できない人は、名医をもってしても手の施しようがないが、回復できる人は、だれの助けも必要としない。名医と呼ばれる人は、この見極めが巧みな人なのだと思う。助かる見込みのある人には手を差し伸べて、そうでない人は切り捨てる。診断を拒否することはできないから、そこはうまくやるのさ。

回復できる人に共通しているのは、自分が治ることを確信できることらしい。確信していても治らない人はいるけれど、治らないと思って治った人というのは聞いたことがない。

GIDという病気がある。心と体が不一致な状態をいう。心を体に合わせることはできないとされている。だから、体を心に近づける治療が行われる。

と、世間では言われているが、私は嘘だと思う。

嘘というと言い過ぎか。「心を体に近づけること」が本質的に不可能なのではなくて、その患者が、それを拒否していることが、その方向の治療を不可能にしてしまうということだ。つまり、望まない方向へは進まないということ。

それでは、病が進行してしまう人は、回復を望んでいないということかというと、まぁ、この手の話は最近流行の引き寄せの法則関連で言い尽くされているので省略する。

何が言いたいかというと、私は、今の状態を絶望しているけれど、そこから脱却するために、私の望んでいることを捨ててしまうことはできないということ。つまり、自分の望みが叶う以外での解決はあり得ないということ。そして、これが問題なのだけれど、私の望みが断たれてしまっている根本原因を解消させる方法は、その専門医にことごとく全否定されてしまっていること。セカンドオピニオンなどというものの必要性が叫ばれているけれど、私の場合は3人の医師の共通見解が出されているわけ。

あなたは以前、「顔がだめならすべてが駄目!という認知はあきらかにおかしい」と言った。私に言わせれば、明らかにおかしいのはあなたの言っていることの方だ。「顔がよければすべてOK」というのは明らかにおかしいが、顔がだめならすべてが駄目だ。少なくとも、今の日本はそういう価値観でできている。

議論が噛み合わないとしたら、それは前提としている条件に認識のずれがあるからだ。私は、女のことを言っている。あなたは、私のこととして答えている。私が男であるということを前提として。

このときのコメントには失望した。あなたが私をどう見ていたのか、ずっと「もしかしたら」と心に引っ掛かっていたことが明らかにされたからだ。もちろん、あなたが私をそう認識するのは、私に問題があるからにほかならない。だからあなたは悪くない。誰がどう見たって、私は女には見えない。外見だけでなく、言動も何もかもだ。

「そう見えるように努力すればいい」とあなたは思うのだろう。だけど、複数の医師から宣告を受けるほどに醜い外見をしていたら、もし、あなたが私だったら、そんなことができると言いきれるか? 絶対にできない。断言してやる。

未来に希望がない、それだけではなく、今、目に映るすべてが憎悪の対象となっている。女、女の格好をしているやつ、女っぽいやつ、女が見て喜びそうなもの、女、女、・・・
今の世の中、女と切り離して考えられるものは存在しない。それはこの先、エスカレートし続けるだろう。そのすべてが私を絶望の底に叩き落とす。

このままだと切なく悔しく虚無なままで終わってしまう・・・
終わってしまえば、苦痛はそこまで。生きていれば、生きている限り、苦しみ続ける。
どうせ私の人生なんて、空しいものなんだ。どう生きようと、遺伝子に組み込まれている呪縛から逃れることはできない。

「努力もしないで」・・・それを言われると返す言葉はないけれど、努力をしても報われない人のほうが大半なのが現実だ。

自分で治ろうとしない人は治らない。まさに私がこれだ。その考え自体を改めることができればよいのだけれど、それも治療の一部なのだから、やはり治ることはできない。
私のカウンセリングを打ち切ったあの人は、きっと名医なのだろう。

帰り道、工具やさんでロープを買った。これで準備が整った。
花粉症の季節が終わると入手が困難になる不織布のマスクを大量に購入した。
どちらが私の本心なのだろう。

せっかくコメントしてくれたのに、こんなに悪態をつかれると、さすがのあなたも嫌な気持ちになるのでしょうか。だけど、あなたが好意で書いてくれたに違いないことが、なぜだか私を決意へと向かわせたということは伝えておきたかった。昨日のうちにロープを買っていたら、今朝の11時で私の人生は終結を迎えることができたのにと、お昼前の1時間、私の思考は完全に停止したままだった。
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