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2007/02/12 (Mon) 17:17

ホルモン注射を始めてから、抑鬱傾向が強まったのは間違いない。
始めたばかりのころは、安堵感と期待感で誤魔化されていたので、
それが一段落ついたときから、と言ったほうがより正確だが。

こういう、人生を変えるかもしれない事柄が始まったとき、
そこから何らかの記録を始める人がいるけど、私はそれをしなかった。
単に面倒くさかったのと、「どうせ何も変わらないだろう」と思ってたから。
今にして思えば、心の変化だけは綴っておくべきだった。


去年の10月後半から、卵胞中心の投与に切り替わった。
それまでは、2週間に1回ずつ、卵胞と黄体を1本ずつ注射してもらって、
それとは別に、卵胞と黄体の中用量混合ピル「ルテジオン」を1日1錠内服していた。
今は、卵胞の注射は2週に1本なのは変わらないけど、黄体は4週に1本に減らされて、
内服薬はプロセキソールになった。
要するに、黄体が減って、卵胞は激増した状態になっている。
面白いのは、血液検査の結果は、それほど劇的ではないということだ。
高々2倍。
女性のホルモン周期による増減に比べれば、誤差の範囲と言えるかもしれない。

もう一つ面白いと思うのは、血液検査用の採血は、デポ剤を注射する直前に行うということ。
つまり、血中濃度の一番低いときの数値を検査して確認しているということ。
医療機関では、「こういう薬を投与すれば、こういう曲線で変化があるから・・・」といった
データを持っている(に違いない)から、これでいいのだろうけど、患者にしてみれば、
自分の体に起こっていることを、もう少し詳細に知ってみたいと思ったりもするののだ。
こんど行ったら聞いてみよう。っていうか、今まで聞いていない私がおかしいのか。
・・・おかしいかもしれない。
何しろ、デポ剤の名前も投与量も実は聞いていない。あんまり興味がないから。
最初もらった飲み薬も、それが「ピル」だと知ったのは最近のことだったりする。
さすがにプロセキソールは知っていたから、もらったときはちょっと感動したりしたけど。

卵胞と黄体のバランスが変化したことに加えて、人工的にホルモン周期が作られるようになった。
完全に正確な28日周期。14日ごとに卵胞期と黄体期が訪れる。
ただし、それぞれのホルモン濃度が、自然のそれと同じように維持されているかは知らない。
なんとなく、注射から3~4日をピークにして、不自然に減衰しているような気がしている。
卵胞だけを注射してもらった2日後の朝は鏡を見るのが楽しい。
でも、それが3日程度しか続かない。

で、本題。
もしかしたら、「黄体を打ってもらったときに鬱症状が出てるんじゃないか」という話。
なんとなく周期性があるような気がしていたから。
そこで、日記とか、去年の秋頃からのメールとかを読み返してみた。

結論。よくわからない。
抗鬱剤を服用するようになったことと、薬の量を増減してることが影響してそうだから。
もう少し経過を観察しよう。
もし、当たってるとしたら、ホルモン周期に気分を支配されているのか・・・。
しかも、人工的に作った周期に。
なんだか情けないというか虚しいというか。
こういうのを「オンナになったんだわ」とか単純に喜べる人は上達も早いんだろうな。

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