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2008/04/20 (Sun) 11:59
昨日は結局行ってきました。1,000円のコンサート。

古い記憶を探っていたら、1度だけステージに乗せてもらったことを思い出しました。いきさつは思い出せません。頼まれたんだか、ついうっかりだったか。
その記憶によると、当時は一時的に3つの合唱団をかけもちしてたみたいです。そのうち一つは練習指揮者で、一つはボイストレーナもどきをやらされてました。今では考えられないくらい熱心な活動です。たぶん、自分ではないのでしょう。

で、そのときは全然ダメな団体だったんだけど、プロの指導者に見てもらうようになったみたいだから、まぁ1,000円くらい払っても大丈夫だろうと思って聴きに行ったわけです。どれぐらい上達してるか、この耳で確かめてやろうと。

で、感想ですが

・・・残念な出来でした。

いい声で歌ってる人が3人くらいいるのはわかったんだけど、その人を含めて、のど自慢の域を出ていません。しかも、その「いい声の人」のいるパート以外は委縮してしまっている様子。こういうのが一番悲しいです。

これでお金をとろうというのはどういうことでしょう。しかも、プロがついているのにです。
プロが振ってるから有料ということでしょうか。そういう変なプライドとか風習とかはやめてもらいたいものです。ま、今回のことは自分で判断して聴きに行ったものだから仕方がないですけど。客席の多くは出演者のチケット負担で呼ばれた人たちなのでしょうか。だからいいということにはならないはずです。

コンクールにうっかり出てしまった団体が、よくこういう演奏をしているのを見かけます。参加することに意義があるとか? オリンピックじゃあるまいし。私に言わせりゃ「異議がある」です。

日本のお客さんは演奏者に甘いです。アンコールまで要求するほど拍手してました。私は1ステから拍手しませんでしたけど。それでも最後まで聴いていたのは、レパートリーによっては違う演奏が聴けるかもしれないと思ったからです。確かに、邦人作品はそれなりの音になったけど、基本的で根本的な欠点~他パートの音を聴いていない~は全体を通じて露呈していました。合唱を2時間も聴いていて、一度も「ゾクッ」と来なかったのは初めての経験です。

曲が面白かったのは救いでした。楽譜が見てみたいです。後藤丹先生の作品。
あと、ホールの音響はやっぱり素晴らしいです。このホールが「音のいいホール」として評価されていないのは、私が知らないだけなのか、いいホールがいっぱいできたからでしょうか。
それと、ピアノがBoesendorferだったこと。音の違いとかはわからないけど、あんまり聞かない話です。今度、ピアノの演奏会があったら行ってみようっと。
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