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2007/09/29 (Sat) 14:09
昨日の夕方は、まぁるい月が東の空に昇っていました。
ビルの間に浮かぶ、でっかいオレンヂ色の月を見ていると、
ここが宇宙に浮かぶ惑星のひとつだったことを思い出します。

お金に困るようになって久しい。
冬のボーナスは夏より少し早く支給されるから、冬を越すことはできそうだけど、
その分、夏のボーナスまでの期間は長い。
引き落とし不能も1回や2回では電気も水道も止められることはないのだろう。
だから、生活そのものに困ることはない。
だけど、生きるために本当に必要なもの以外には一切の出費ができない。

あれ? と思ったでしょ。
そう。私にとっては、あの薬は生きるために最低限必要なもの。
そのために、ほかのすべてを削っている。
・・・多少大袈裟か。このブログを書くための電気代や通信費は払っているから。

お金を稼ぐ方法はいくらでもあるから、調べて努力しなさい。
と、彼女は教えてくれた。
確かに、私には貧困を訴える権利はない。何の努力もしていないから。
でも、資格を取るにも研修を受けるにも、本を買うにもお金がかかるし、
諸々の事情があってバイトは絶対に不可能だから、それ以外の方法・・・
結局わからないんだよね。致命的に頭が悪いんだ。

そんなこんなで、整形とかSRSとかは夢のまた夢。
もう、「そんなこと夢見ていた頃もあったんだっけ。懐かしいなぁ」って感じ。
ファッションもコスメも違う世界のモノ。
お店に行くなんて考えられない。そもそも新宿までの交通費が払えない。

もう、完璧にすべてのことがうまく行かないようにできている感じ。
何もかもが悪いほうに働いている。
きっと、私の中に、そういう願望があるのだろう。そこまでは分かった。
だけど、それを自力で取り除くことは、少なくとも私には不可能だ。
このまま朽ち果てて行くさ。畜生め。

去年の今ごろ、正確にはまだ9月の上旬、
彼女と時間をともにしたとき、私の心が傷を癒すこともできずにいたころ、
私にとっては衝撃的だったことを本人の口から聞いた。
やはり、住む世界の違う人だったことに気付かされるきっかけとなったその話は、
私に生きる意味を問うた。そして、もう何もかも終わりにしようと思った。

心配した私が馬鹿だった。
否、その努力を彼女がした結果だったはずなのだ。今はよかったと思っている。
いろいろな仕事をこなしてきた経験と才能もプラスに働いたのだろう。
そのどちらも私にはない。

身を引いた私はどん底。
彼女は今、華々しく生きている。私の知らない世界で。

ここに因果関係があることは、きっと彼女も気付いているだろう。
だから、私は満足しているし、彼女の今の成功は私にとっても嬉しい。
ただ、ほんのわずかな接点だけは、ずっと続いていてほしい。
それだけが、僅かだと思う残りの人生の唯一の望みだから。
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