人生が変わるということ

とんだ勘違いをしてました。

人生を変えることができるのは、
そういう才能を持って生まれてきた人だけで、
私の人生が変わるなんてあり得ないことだから、
せっかく頂戴したコメントは、
死刑宣告にしか見えなかったんです。

私がしようとしていたことは、
人生を変えることじゃなくて、
人間を替えることだったのかもしれません。
私の人生を、私じゃない別の女に引き継ごうとしてたってことです。

考えてみればすごく不自然なことです。
見ず知らずの人が、いきなり「私は今までいた○○の代わりに○○を演じます。」って言うわけです。
それができてしまった人もいるみたいですけど、
よくよく考えると、これはとても難しいことです。

それに比べたら、人生を変えるなんて簡単そうです。
あくまで比較の問題ですけど。
もしかして、そのことを宣言しさえすればいいのではないですか。

「生き方変えたんでよろしく」って言われる方が受け入れやすそうです。少なくとも私だったらそう思います。

人生なんて、外からの力で変わってしまうことの方が多いのかもしれないけれど、
望む方向に変わる可能性を考えると、意志の働きかけが必要そうです。
少なくとも、変わるのをじっと待つよりずっと健全でしょう。

そうか。変えちゃえばいいのか。
変えるよって言えばいいのかな。思いもしなかった。
勇気はいるけど、才能はあんまり必要なさそう・・・。

簡単に考えすぎているかもしれません。
これはこれで、途方に暮れるほどの困難が待ち構えていることでしょう。
でも、味方になってくれる人が欲しければ、
少なくとも、ほかに方法はなさそうです。
もちろん、それで味方が現れるという保証はないけれど。

死刑宣告だと思ったんですよね。最初は。
ほんとに私は頭が悪いです。